---------------------------------------------------------------------------- MovieEdit Task README ファイル Version 2.3 ---------------------------------------------------------------------------- Copyright (C) 2003-2006 CANON INC. ---------------------------------------------------------------------------- キヤノンカメラをお買い上げいただき、ありがとうございます。 このREADMEファイルは、MovieEdit Taskに関する最新の情報が 記載されています。 MovieEdit Taskをご使用になる前に必ずご一読ください。 ---------------------------------------------------------------------------- 内容 1. MovieEdit Taskのインストールに関するご注意 2. 使用できないファイルについて 3. 処理能力の低いPCでのご注意 4. ファイルを保存する際のご注意 5. Windows 98SE, Windows Me, Windows 2000 に関する注意 6. 「一時的な保存場所」に関するご注意 1. MovieEdit Taskのインストールに関するご注意 MovieEdit Taskは、キヤノンカメラで撮影した動画像を編集するための ソフトウェアで、ZoomBrowser EXから起動します。 ZoomBrowser EXのバージョン5.7以上に対応しております。 MovieEdit Taskをインストールする前に、ZoomBrowser EXのバージョン 5.7以上がインストールされていることを確認してください。 Windows 98SE, Windows Me, Windows 2000 では、MovieEdit Taskを インストールすると、MovieEdit Task および MovieExport Taskの 二つのタスクが使用できるようになります。 Windows XP では、MovieEdit Taskをインストールすると、MovieEdit Task、 MovieExport Task、MovieFrame Taskの三つのタスクが使用できるように なります。 Windows 98SE, Windows Me, Windows 2000 では、MovieEdit Task および MovieExport Taskの内部処理にQuickTimeを使用しております。 QuickTimeのバージョン5、バージョン6に対応しております。 MovieEdit Task および MovieExport Taskを起動する前に、QuickTimeの バージョン5 または バージョン6がインストールされていることを確認 してください。 また QuickTimeをインストールする際には、インストールオプションで 「基本的なインストール」を選択してインストールしてください。 2. 使用できないファイルについて MovieEdit Task および MovieExport Taskは、以下のファイルには 対応しておりません。 - RAW画像 - ファイル名が64バイト以上の長さのファイル - 画像サイズが 5000x5000を超えるファイル - 画像サイズが 50x50未満のファイル - QuickTimeVR画像 3. 処理能力の低いPCでのご注意 MovieEdit Taskは、動画を処理する際に、非常に高い処理能力を必要とします。 そのため処理能力が低いPCによっては、プレビューの際に動きがぎこちなくなったり 音がとぎれることがありますが、保存されるファイルには影響ありません。 プレビューの動きがきごちない場合は、「タスクの環境設定」の「プレビューサイズ」 を「4:3(320x240)」に設定してみてください。 大量の画像を使用した場合には、使用可能なメモリ量が少なくなり、プレビューや 保存処理に失敗する場合があります。 この場合には、画像サイズを小さくするか、ストーリーボードに追加している画像の 数を減らしてから、再度処理を実行してください。 また、オーディオデバイスが使用できないPCでは、プレビューや保存処理が正常に 動作しない場合があります。 この場合には、オーディオデバイスを使用できる状態にしてください。 4. ファイルを保存する際のご注意 MovieEdit Task、MovieExport Task、MovieFrame Taskを使用する際には、十分な ディスクの空き容量が必要となります。 特にファイルを保存する際には、保存先のディスクに十分な空き容量があることを 確認してください。 空き容量が不足している状態でファイルを保存すると、保存処理が途中で中断したり 正常に保存できない場合があります。 また、大きい画像サイズや高フレームレートで保存する際には、保存処理に非常に 時間がかかる場合があります。特に 640x480 以上の画像サイズで保存する際には ご注意ください。 また元ファイルと保存画像タイプの関係によっては、ファイル保存時に音質が 劣化してノイズが目立つ場合があります。 この場合には、保存時のオーディオタイプの設定を変えて保存してください。 5. Windows 98SE, Windows Me, Windows 2000 に関する注意 (1)QuickTimeをインストールする際には、インストールオプションで 「基本的なインストール」を選択してインストールしてください。 「最小限のインストール」では、MovieEdit Task および MovieExport Taskの 起動のために必要な、QuickTimeコンポーネントがインストールされないので ご注意ください。 (2)MovieEdit Taskでオーディオの再生に問題があるときは、次の操作を 試してください。 - 「QuickTime 設定」コントロールパネルのポップアップメニューから 「サウンド出力」を選びます。 「DirectSound」を利用できる場合は、「DirectSound」が選択されていることを 確認します。 - 「オプション」ボタンをクリックして FIFO サイズ(ミリ秒)を大きくしてみて ください。 - 以上の操作がどれも機能しない場合は、「サウンド出力」の設定で 「waveOut」モードを選び、バッファサイズ(ミリ秒)を大きくしてみてください。 - 8ビットのオーディオの再生に問題がある場合は、「サウンド出力」の設定で 「8 ビット」を選んで下さい。 (3)MovieEdit Taskでテキストを表示する場合、QuickTimeのバージョンによっては 次の制限があります。 - 複数行のテキストを表示すると、縦の表示位置が多少ずれる場合があります。 - 複数行のテキストを左スクロール表示する場合、長いテキストがあると中央揃え で表示することがあります。 6. 「一時的な保存場所」に関するご注意 (1)MovieEdit Taskの「タスクの環境設定」で設定された「一時的な保存場所」の ドライブの空き容量が少ない場合に、保存処理が途中で中断したり正常に保存 できない場合があります。 この場合には、「一時的な保存場所」を十分に空き容量のある別のドライブに 変更してください。 (2)MovieEdit Taskの「タスクの環境設定」で設定された「一時的な保存場所」に 作成される一時ファイルを削除した場合、正常にプレビューや保存ができない 場合があります。 MovieEdit Task実行中には、一時ファイルを削除しないでください。